と言ってもOCするわけではなく最近の流行に乗って省電力なPCが欲しくなってのことです。
用途はいつもやっているオンラインゲームMuの多重起動+ヘルパー用です。
Muクライアントが多重起動できるようになったのは良いのですが、
Muはかなり重いです。
グラボ負荷は、一般的に言われている「オンラインゲームは軽い」のとおりでほとんどありませんが、CPU負荷が半端ないです。
Muはかなり古参のMMORPGで、幾度となくアップデートを重ねこんな状態になってしまっているんでしょうね。
自分の環境から、Muクライアントの大体の要件を眺めてみると、
【CPU】
CPU負荷はすごく高い。2クライアント立ち上げるとE8500@定格3.16GHzで2コアとも100%になる。
【メインメモリ】
かなり必要。WindowsXP環境で起動前468MB、1クライアント起動後1.42GB(約986MB増加)、2クライアント起動後2.32GB(約921GB増加)と、1クライアントにつき1GB弱使用します。
【グラフィック】
負荷は相当低い。
Windows7(64bit)+Radeon HD5770環境ではGPU負荷は0%~15%でクロックはほぼ最低の400MHzとなっており、時折600MHzになってはすぐ400MHzに戻る。
グラフィックメモリについてはWindowsXP+Geforce7300GT環境で252MBほど確保されていました。2クライアント立ち上げるとどうなるのかは生憎この環境のではメインメモリ不足で確認できませんでした。そもそも7300GTはメモリ256MBなのでそれ以上になってもわかりませんね^^;
この辺の要件を満たしつつ、24時間つけっぱなしにしても気にならないPCが今回の目指すところです。
現在私の手元にあるPCはどれもコアが少ない(Core2 Duo)とか、コアが多くてもパワーがない(1090T)とか、コアも多くてパワーもメモリもあるけど消費電力が高い(2600K@4.9GHz+GTX285)、と、どれもマッチするものがなく新たに組むことにしたわけです。
まずはCPUということで選んだのは、4C/8Tで内蔵グラフィックHD4000、TDP45WなIvyBridge Core i7 3770Tです。外付グラボをなしにして、内蔵グラフィックを使用することでかなりの省電力を狙えそうです。
これで晴れてイクラ太郎もIvyBridgeユーザーの仲間入りですb
その他のパーツは消費電力とパフォーマンスを天秤にかけつつ、そこそこの性能なら安いものを選ぶという基準で選定していきました。
【CPU】
Core i7 3770Tはバルクものしか現在入手できません。
25,970円で購入。(PC-IDEA)
【M/B】
M/Bはファンコントロールの優秀さと安定性でいつもASUSのものを使っていますので今回もASUSから選びます。
Z77はもったいないのでH77な「P8H77-I」を選定。
8,500円ナリ。(ソフマップ・ドットコム)
【メモリ】
見つけたのはDDR3-1600 CL9-9-9なCFD「ELIXIR W3U1600HQ-8G」です。 容量は8GB×2枚セットの16GBとなります。
6,760円でした。 (アプライドネット)
【ケース】
ACアダプタタイプの超小型タイプにしようかとも思いましたが、CPUのTDPが45Wとそこまで低消費電力ではないことと、HD4000が役不足になった場合、外付けグラボが取り付けできるようにキューブタイプを選択しました。
イクラ太郎は正圧思想ですので、正圧思想で作られているSILVERSTONEのMini-ITX対応ケースから安くてカッコイイ「SST-SG05B-B USB3.0」を選定。
7,629円ナリ。(ソフマップ・ドットコム)
【グラフィックボード】
今回はグラボなしですが、CPU内蔵で運用してみて荷が重いようなら追加するかもしれません。
【電源】
今回はお金をかけないコンセプトですのでケース付属の300W電源を使用します。
【HDD/SSD】
お金をかけないと言いつつ一度SSDを使ってしまうとHDDには戻れませんね^^;
最近のものではSAMSUNGの840 Proシリーズが高性能らしいですが、型遅れで安くなっている830シリーズから「MZ-7PC128」を選びました。容量は128GBです。
7,780円でした。(ツクモネットショップ)
【ODD】
今回のケースはスリムタイプのドライブしか付けられませんので、スリムDVDドライブを探したところパイオニアの「DVR-TD08」が候補にあがりましたが、生憎どこも品切れ。。。
で、仕方なく今回はドライブなしとしました。
各種インストール時は他のPCで使用しているドライブを一時的に繋いで行う事にします。
【CPUクーラー】
Thermalright AXP-100 |
Prolimatech samuel 17 |
今回Mini-ITXケースですので背の低いものを選びます。
候補はThermalright「AXP-100」とProlimatech「samuel 17」です。
どちらもヒートシンク高さ45mm以下でケースSST-SG05Bの取り付け可能クーラー高さ82mmは十分クリアしています。
結局、AXP-100は発売したばかりのせいもあって2,000円↑高かったのと前から使ってみたかったという理由によりProlimatech「samuel 17」に決めました。
但し、samuel 17はファンが付属しないため別途サイズの「KAZE-JYUNI PWM」を購入。
合計すると差は¥1,000ちょっとになってしまいますがAXP付属ファンは10cmなのでちょっと頼りなさげです。結局取り替えそうなのでまぁこれで良しとします。
samuel 17 3,450円(ツクモネットショップ)
KAZE-JYUNI PWM 1,081円(アプライドネット)
結局合計すると・・・ぜんぜん安くない気がしなくもないですが・・・・;;
この週末に間に合うようにあせって30分ほどで全部の注文をやったせいで、送料・手数料込みでいくらになるかという計算はぜんぜんやってません。そこらへんをつめればもうちょっと安く上がったかもしれません。
でも注文し終えてしまえばあとはパーツが届くのを楽しみにするだけです。
案外このじかんが一番楽しかったりしますw
0 件のコメント:
コメントを投稿